【棋桜】入玉宣言法のルール・判定について|実戦で27点の自動勝利を確認

棋桜で入玉した後手玉と敵陣の駒 ゲームプレイメモ

先日、棋桜で対局していたところ、珍しく相入玉する展開になり、そのまま入玉宣言法による勝利となった。

入玉宣言法について棋桜の公式サイトを確認してみたものの、詳しい判定条件は見つけられなかった。

そこでこの記事では、一般的な入玉宣言法のルールと、実際に棋桜で入玉勝ちになった局面をもとに、棋桜で採用されていると思われるルールを整理する。

※2026年10月時点で確認した内容です

棋桜の入玉宣言法

今回の実戦結果から、棋桜では27点法の入玉宣言法が採用されていると考えられる。
27点法では、以下の条件を満たすと勝利になる。

  • 自分の玉が敵陣三段目以内に入っている
  • 敵陣三段目以内に、玉以外の自分の駒が10枚以上ある
  • 自分の玉に王手がかかっていない
  • 点数が規定以上ある
    • 後手:27点以上
    • 先手:28点以上
  • 点数に含まれるのは、敵陣三段目以内にある自分の駒と持ち駒

一般的な入玉宣言法では、自分の手番で指す前に宣言を行う。

棋桜では宣言するための操作はなく、条件を満たした状態で自分の手番が回ってくると自動的に勝利判定となった。

なお、今回の実戦では後手が27点ちょうどで勝利になることを確認した。

先手については実戦で確認できていないため、一般的な27点法と同じ仕様であれば28点以上になると考えられる。

駒の点数

入玉宣言法では、駒を以下のように点数へ換算する。

  • 玉:0点
  • 飛車・角:5点
  • それ以外の駒:1点

成駒についても元の駒を基準に数える。

数えるのは、

  • 敵陣三段目以内に入っている自分の駒
  • 自分の持ち駒

の2種類。

敵陣三段目より外側に残っている駒は点数に含まれない。

実際に27点で入玉勝ちになった局面

棋桜で後手27点により入玉宣言法の自動勝利となった終局図

今回、実際に入玉宣言法で勝利した局面がこちら。
後手で対局しており、画像は後手側から見た盤面になっている。

なお、この局面では後手玉が相手玉の初期位置である5九まで到達している。
それでもその時点では勝利になっていないため、相手玉の初期位置へ到達すると勝利になる、いわゆる「トライルール」は採用されていないこともわかる。

この局面の点数を数えると以下の通り。

  • 持ち駒
    • 歩3枚:3点
  • 敵陣三段目以内の大駒
    • 馬1枚:5点
    • 龍1枚:5点
  • 敵陣三段目以内の小駒
    • 金2枚:2点
    • 銀・成銀3枚:3点
    • 桂馬・成桂2枚:2点
    • 香車・成香2枚:2点
    • と金5枚:5点

すべて合わせると、

持ち駒3点 + 大駒10点 + 小駒14点 = 27点

となる。

27点法の後手の勝利条件である27点ちょうどだ。

また、敵陣三段目以内には玉以外の自分の駒が10枚以上あり、玉にも王手はかかっていない。

この状態で自分の手番が回ってきたところ、こちらで宣言などの操作をすることなく自動的に勝利となった。

まとめ|棋桜では後手27点で勝利を確認

棋桜公式サイトでは入玉宣言法の詳しいルールを確認できなかったが、今回の実戦から、

少なくとも後手は27点で入玉宣言法による勝利になる

ことは確認できた。

先手については実戦で確認できていないが、一般的な入玉宣言法と同じ仕様であれば28点以上になると思われる。

入玉する機会自体が珍しいので確認するのは難しいが、棋桜で入玉した際の参考になれば幸いだ。