【ドラクエ7Reimagined】魔王撃破までの感想

DQ7Title ゲーム感想

ドラゴンクエスト7Reimaginedで魔王を倒したので、ひとまず一区切りとして感想を書いておく。
この先にはクリア後のやり込み要素もあるようだが、そこまで進めるかどうかは今のところ未定。

プレイ前の印象

ドラクエ7は原作も未プレイだ。
ただ、インターネットでゲーム界隈にいると、さすがに少しは情報が入ってくる。

とはいえ、プレイ前に知っていたことは、だいたい次の程度だった。

  • とにかく長い作品らしい
  • 石板まわりが大変らしい
  • キーファというやつが種返せと言われている
    • たぶん途中で離脱するのだろう
  • 魔王の名前と姿は知っている
    • DQモンスターズ2をプレイ済みのため

断片的な知識しかない状態だったが、正式ナンバリング作品として一度は触っておきたいと思い、今回プレイしてみた。

プレイ時間

プレイ時間は34時間ほどで、魔王撃破まで到達した。
もっと長くかかる作品だと思っていたが、どうも原作から整理されている部分があるらしく、身構えていたほどの長さではなかった。

ドラクエ7といえば長編という印象が強かったけれど、思っていたよりは遊びやすいボリュームに収まっていた、というのが率直な感想である。

全体的な感想

結論から言うと、十分楽しめはしたが、強く刺さったというほどではなかった。
つまらないわけではない。ただ、個人的には少し相性の悪い部分もあった、という感じである。

自分は、会話と移動が中心の時間が長く続くと、やや退屈に感じやすい。
戦闘やダンジョン探索がしばらく入らない場面では、とくにその傾向が強い。
本作はそうした場面がたまにあり、コントローラを持ったまま眠くなりそうになることがあった。

一方で、正式ナンバリング作品らしく、最後まで遊ばせるだけの力は十分にあったと思う。
飛び抜けて熱中したわけではないが、最後まできちんと付き合える作りではあった。

グラフィックス

グラフィックスはかなり好みだった。
全体に人形のような質感があり、被写界深度を強調してミニチュア的な見せ方をしていて、かわいい雰囲気に仕上がっている。

個人的には、Switch版のゼルダの伝説 夢を見る島のリメイクを少し思い出した。
ただし、あちらほど強くデフォルメしているわけではなく、もう少し落ち着いた見た目である。

見た目の方向性としては魅力的で、古い作品を現代向けに見せ直すという意味でも、良いリメイクになっていたと思う。

kiefer
全体的にかわいい雰囲気の中で、この濃い顔が出てきたときはちょっと面白かった

探索まわり

本作はクオータービュー寄りの3Dになっており、カメラを回して建物の裏側などを確認しながら探索する場面がある。
町中ではツボやタルなどが見えにくい場所に置かれていることもあり、細かく視点を動かして確認する必要がある。

ここは正直、面倒なところだった。
探索の楽しさというより、見落としを防ぐための確認作業になってしまっていた印象がある。

歴史的にみると、原作はドラクエ初の3D作品であるので、当時は3Dならではの遊びを模索していた時期なのだろう。
その試行錯誤の名残として見ると納得はできるが、今遊ぶと少し洗練されていない印象を受ける部分でもある。

自分はドラクエ11Sも触っているが、あちらのようなTPS視点の3Dカメラのほうがずっとストレスが少なかった。
見渡せる範囲の広さだけを考えれば本作の視点にも利点はあるはずなのに、操作感としては11Sのほうが快適だった。この差はなかなか興味深い。

戦闘

難易度はデフォルトの設定を選んだ。
この難易度では、意識してレベル上げをしなくても十分進められるバランスになっており、道中の戦闘はかなり軽快だった。

また、戦闘AIの賢さには目を見張るものがあった。
通常戦闘では自分で細かく指示を出さなくてもほぼ問題ない。
ダンジョン道中はAI任せで十分と思える場面が多く、テンポの良さにつながっていた。

メタル系の敵が出たときにも、メタル斬りや多段攻撃などをきちんと優先してくれる。
このあたりは想像以上に快適で、戦闘面のストレスはかなり少なかった。

戦術性に重きを置くプレイヤーからすれば少し物足りないかもしれないが、長めのRPGを遊ぶうえでの快適さという意味では、よくできていたと思う。

ストーリー

ストーリーについては、全体的にかなり陰の強い印象を受けた。

直近で遊んだドラクエが11Sだったこともあり、なおさら差を感じたのかもしれない。
ただ、考えてみればドラクエは昔から重い話がちょくちょく挟まるシリーズでもあった。
そう考えると、本作の空気感はむしろシリーズらしさの一つなのだろう。

ただ、それを踏まえても本作は読み進めるうえで重苦しさを感じる場面が多かった。
そのぶん印象に残る場面もあるのだが、軽快に進めたい気分のときには少ししんどさもある作品だった。

まとめ

ドラゴンクエスト7Reimaginedは、長すぎる作品という先入観ほどには重くなく、現代でも十分遊びやすい形に整えられていた。
一方で探索時の視点まわりなど、今の感覚ではやや引っかかる部分もある。

個人的には大絶賛というほどではない。
それでも、正式ナンバリングの一作として一度触れておいてよかったとは思う。
ドラクエ7がどういう作品なのかを、自分の手で最後まで確かめられたことには価値があった。

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